【10日間ヨーロッパ旅⑧】ノートルダム大聖堂から徒歩で行くルーヴル美術館
皆さんどうも、ふらふらです。
今回のヨーロッパ旅行記は、ルーヴル美術館に行った際のお話です。
ノートルダム大聖堂から徒歩でルーヴルへ
ルーヴル美術館へのアクセスとしては、地下鉄の利用が一般的かと思います。
ただ、今回僕が利用したのは、「ノートルダム大聖堂~サント・シャペル」からそのまま徒歩で向かうルート。グーグルマップ検索による所要時間は約17分です。
・できるだけ費用を抑えたい
・健康のために歩きたい
・セーヌ川沿いの街並みを眺めながら向かいたい
このような方には、ノートルダム大聖堂/サント・シャペルとセットの徒歩観光をおすすめします。ルートの概要はこちら↓
徒歩ルートの様子
僕の場合はサント・シャペルから歩き始めたので、(上記グーグルマップ中で)メインの青いルートではなく、グレーで示されたセーヌ川北岸沿いのルートを歩きました。
写真を撮っていなかったので、ストリートビューを用いながら簡単にご紹介します。
まずは橋を渡ってセーヌ川北岸へ向かいます。橋を渡り切った先を左方向です。
そのまま道なりに進みましょう。広い通りなので、身の危険を感じることはありません。
道の途中で、このような分かれ道があります。どちらでも問題ありませんが、より近くでセーヌ川を楽しみたい場合は、左の道へ進みましょう。
優雅に佇むセーヌ川を左手に進みます。
しばらく景色を楽しんだ後、元の道に上がる場所があるので、そこから上へ戻りましょう。地図上でポンヌフ駅(仏:Pont Neuf)を過ぎた先にある場所です。※進行方向とは逆側から見た写真になっているので注意
広い道(ルーヴル通り)を進み、
この右奥に見えるのがルーヴル美術館です。セーヌ川が美しく、楽しい散歩コースでした。
入り口の場所に注意!
ルーヴル美術館の敷地は広大なので、地図上では既に到着していたのですが、入り口を見つけるのに少々手こずりました(笑)
同じように迷ってしまう方が出ないためにも、入り口の場所を共有しておきます。
ストリートビューで載せた最後の写真を右に折れて進んでいくと、
このような場所に出ます。
これ自体が既にルーヴル美術館なのですが、僕が訪れた時は全く人の出入りがなく、まるで裏口のような雰囲気が漂っていました。
「まさか正式な入り口は別の場所にあるのでは…」と思い、周囲を少し歩きましたが見つかりません。かの有名なガラスのピラミッドが見えなかった事も不安の一因でした。
けれど安心してください、開いてますよ。 これはれっきとした入り口で、ストリートビューを拡大すると人の出入りがちゃんとあることが分かります。
実はこの出入口、かつてはよく使われていましたが、反対側にある現在のメインエントランスが出来たことにより、人の出入りが少なかったというカラクリです。裏口のようだと感じたのも無理はありません…。
ノートルダム方面から徒歩で来る人や、かつての最寄り駅だったメトロ1号線のルーヴル・リヴォリ駅(仏:Louvre - Rivoli)から美術館へ向かう人は、こちらから出入りすることになると思うのでお気を付けください。
中に入ると広場のような場所に出て、このような建物があります。ここをさらに先へ進むと、おなじみのルーヴル・ピラミッドが見えてきます。
無事にイメージ通りの場所まで辿り着きました。
見どころ & 所要時間
チケット代は美術館での当日購入で15ユーロ(約1800円)。オンラインチケットの場合は17ユーロ(約2050円)です。
開館時間は月・木・土・日が9:00~18:00、水・金が9:00~21:45、火曜日は休館です。詳細についてはルーヴル美術館の公式ページをご覧ください。
ルーヴル美術館の後にも観光プランが控えていたので、今回はじっくりと回るのではなく、効率よく主要な美術作品を見ていきます。特に僕が見たかったものが以下の3つ。
国語の教科書で読んだミロのヴィーナス。不完全だからこそ美しいのだと教科書には書いてありました。美術品としての貫禄を感じます。
勝利の女神の彫像であるサモトラケのニケ。今にも動き出しそうな躍動感があります。
そして言わずと知れたモナリザ。絵の前にある立ち入り禁止ゾーンが広いため、思ったよりもスケールは小さめ。厳重に管理された様子が、絵としての格を感じさせます。
以上3つの作品を中心に見て回り、所要時間は1時間半程度。入場時間も含めると2時間弱になりますが、かなり急いで回ったため、基本的には3~4時間ほど確保しておくのが無難でしょう。
再び訪れる機会があれば、半日かけていろいろな作品を鑑賞しようと誓いました。