【茨城県レンタカー日帰り旅①】日本三大名瀑のひとつ、袋田の滝へ
皆さんどうも、ふらふらです。
今回は東京からレンタカーで行く日帰り茨城旅行についてです。※2019年10月上旬
茨城県と言えば、ネモフィラやコキアが美しい国営ひたち海浜公園等が有名ですが、それ以外にも魅力的なスポットがたくさんあります。
一日をフル活用して楽しんで来たので、茨城旅行を考えている方はぜひ参考にしてみてください!
袋田の滝とは?
袋田の滝は日本三大名瀑の1つに数えらえる滝で、茨城県北部の大子町(だいごまち)にあります。巨大な岩壁を流れる四段構造がその特徴で、別名「四度(よど)の滝」とも呼ばれます。
四度の滝と呼ばれる由来は、「四季ごとに姿を変えるため」とも言われており、中でも氷瀑と呼ばれる完全に凍った冬の姿が有名です。
紅葉の時期のカラフルな木々とのコントラストも美しく、毎年たくさんの観光客が訪れます。
四季に一度ずつ姿を変える様は平安時代の歌僧であった西行法師にも絶賛され、以下の歌が詠まれました。
花もみち 経緯(よこたて)にして 山姫の 錦織出す 袋田の瀧
東京からの所要時間(車利用)
袋田の滝へのアクセスは、車移動が一般的です。東京からの所要時間は、常磐自動車道(有料)を利用して2時間半~3時間程度になります。
※JR「袋田駅」を利用することもできますが、駅から滝まで徒歩40分となかなかの距離(笑)
茨城県の中でも福島県との県境に近い北部に位置しているので、思ったよりも時間がかかりますね。昼頃に滝を見て別の場所の観光に繋げる場合は、午前中の早い時間に出発することをおすすめします。
いざ袋田の滝へ!
茨城県日帰りレンタカー旅ということで、東京から一番遠い袋田の滝が最初のターゲットとなりました。レンタカーを借りた場所は茨城県に比較的近い千葉県松戸市。朝10時頃に出発しました。
ペーパードライバーの僕は颯爽と助手席に座り(おい!)、自らの命運を友人であるR氏の運転に委ねます。道路が空いていたため、ナビ通りの約2時間半で袋田の滝第二駐車場に到着。
こちらの袋田の滝第二駐車場、そして滝に近い第一駐車場は無料で開放されています。第一駐車場の方が少しだけ(190メートル)滝には近いですが、駐車台数が少ないため最初から第二駐車場に停めました。
実際、途中で第一駐車場を徒歩で通った際は満車だったので、引き返すのが面倒な方は第二駐車場に停めるとよいでしょう。第二駐車場からでも、徒歩15分ほどで滝に到着します。
そんなに歩きたくない!という方は、より近い場所にいくつか有料(1日500円とか)の駐車場があるので、そちらを利用すれば問題ありません。
観瀑台へ行くための料金
袋田の滝を見るための観瀑台へ行くためには、袋田の滝トンネルに入場しなければいけません。袋田の滝トンネルの入場料は大人ひとり300円。実質的な観瀑料金です。
カウンターでチケットを購入。紅葉の時期の姿がプリントされています。
意外とポップな感じのトンネル入り口。
秘密のトンネルを通っている気分でテンションが上がります。むき出しになった天井のパイプが個人的にぐっときました。
袋田の滝は平成27年にNPO法人地域活性化支援センターから「恋人の聖地」として選定されたらしく、途中でこのような像がありました。(足が写ってる 笑)
袋田の滝とご対面
トンネルを1,2分進むと、遂に念願の袋田の滝とご対面。
袋田の滝アングル1。
袋田の滝アングル2。
袋田の滝アングル3。
すごい!これまで見てきたいわゆる“普通の滝”と違って、段状になった岩肌を水が流れています。ただ、これはもしかして……
…水量が少ない?
そう思いつつ、さらに上から滝を見下ろせるポイントを目指します。上の観瀑台へ移動するためのエレベーターに向かいましょう。
通り道にあった四度滝不動尊。
エレベーターに乗り、降りた先でさらに階段を上ります。
こちらが上から見た袋田の滝。全体像が見えるので、岩壁が段々になっている様子がよりはっきりと伝わります。
しかし、ここ最近雨が少なかった影響もあり、全体的に水量が少ないようでした。水量が多い時の袋田の滝は↓こんな感じです。
水量が少ない袋田の滝も独特の風情があって良かったですが、見ごたえという点では水量の多い時に軍配が上がりそうです。
観瀑台の近く置かれていた、大子町のマスコットキャラクター「たき丸」くん。
光の具合で神聖な感じになった恋人の聖地の案内板。
来た道を再び戻りつつ、最後に最初の観瀑台付近にあった吊り橋を渡ってきました。
吊り橋の近くからとった袋田の滝。
次の機会は他の季節に
今回は初めて袋田の滝を訪れ、独特な滝の様相を楽しめましたが、紅葉の時期にはまだ早く(10月上旬に訪問)、水量も比較的少なめでした。
紅葉に縁取られた秋の姿も見てみたいですが、再び行く機会があれば冬の氷瀑を見に行きたいかな…。
↑凍り付いた滝の様子。(クルマ旅写真館さんによる写真ACからの写真 )