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【10日間ヨーロッパ旅⑬】半日で回れる? ベネチアチャレンジ!(サンマルコ広場編)

皆さんどうも、ふらふらです。

 

今回はベネチア半日観光の後編です。

 

ヴァポレットでリアルト橋の先まで移動し、そこから散策を開始します。(ヴァポレットの乗船に関しては、前回の記事を御覧ください。)

世界遺産『サンマルコ寺院』へ

ヴァポレットから降りて僕が向かった先は、ベネチア観光において外せない人気スポット・サンマルコ寺院です。

 

東ローマ帝国の影響を受けたビザンティン様式が採用されており、東方ならではの独特な雰囲気があります。

 

前回紹介したリアルト橋等と共に、「ヴェネツィアとその潟(かた)」の一部として世界遺産に登録されました(1987年)。

 

船場所からサンマルコ寺院までの道は以下の通り。

 

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道すがらには、ベネチアを象徴するゴンドラの姿。

 

サンマルコ寺院までの道も異国感あふれる景色が広がり、散策していて飽きません。時間のある方は、グーグルマップを頼りにしつつ、寄り道しても楽しめるかと思います。

 

普通に歩けば6分ほどの道のりなので、あっという間に到着しました。

 

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こちらがサンマルコ寺院。東方の雰囲気が入り交じり、これまでにヨーロッパで見た建築とは趣が異なります。

 

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別角度から。たくさんの人々が行列を成しています。

 

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よく見ると濡れないための台が置かれています。ベネチアらしいですね。

 

サンマルコ寺院は金色モザイクが施された美しい内装で知られ、内部に入り無料で見学することができます(博物館や宝物庫など一部有料)。

 

行列ができていたため僕は断念しましたが、訪れた際はぜひ、美しいと評判の内部見学も行うことをおすすめします。※内部の写真撮影は禁止です。

 

サンマルコ広場周辺の観光スポット

ナポレオンが賞賛したサンマルコ広場

サンマルコ寺院があるサンマルコ広場には寺院以外にも鐘楼などの人気スポットがあり、広場自体が観光スポットです。

 

その美しさから、ナポレオン・ボナパルトが「世界一美しい広場」と絶賛したことでも知られます。

 

こちらがサンマルコ広場の様子。存在感のある鐘楼と、その左にはサンマルコ寺院が見えます。

 

f:id:hurarihurari:20200116133725j:plainPhoto by Alessio Furlan on Unsplash

 

夜にはライトアップも行われ、一味違ったロマンチックな顔を見せてくれます。

 

ドゥカーレ宮殿

また、サンマルコ広場周辺の観光スポットとして、ドゥカーレ宮殿も外せない人気スポットです。サンマルコ寺院の隣にあるので、すぐに見つけることができます。

 

ドゥカーレ宮殿の外観。

 

世界最大の油絵や黄金の階段など、美しい内装で知られ、世界遺産の構造物の1つです。

 

単体の入場チケットはなくドゥカーレ宮殿、コッレール博物館、国立考古学博物館、国立マルチャーナ図書館の4つの施設をそれぞれ1回ずつ見学できる20ユーロ(約2450円)のチケットが基本です。(有効期間3カ月)

 

さらに多くの施設を見学できるミュージアムパス、ドゥカーレ宮殿の普段は入れない部分まで見学できるシークレットツアー等もあるので、詳しくはこちらのサイトをご確認ください。

 

有名な橋の1つ『ため息橋』

ベネチアで有名な橋の1つ『ため息橋』も、サンマルコ広場周辺の観光スポットの1つです。

 

地図からわかるようにドゥカーレ宮殿から対岸に架かっており、海沿いの道(パリャ橋)から撮影することができます。

 

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acworksさんによる写真ACからの写真

 

 ↑がため息橋の様子。右岸は宮殿から繋がる牢獄となっており、「囚人たちが牢獄に入る前のこの橋でため息をついた」ことが名前の由来だそうです。

 

僕は反対側からちらっと見ただけで写真には撮りませんでしたが、サンマルコ広場に来た際はぜひ訪れたいスポットです。

 

徒歩で再びサンタ・ルチーア駅へ

ベネチアの目玉スポットであるサンマルコ広場周辺を散策した後は、再びヴェネツィア・サンタ・ルチーア駅へと戻ります。 

 

道のりはこんな感じ。意外と徒歩でも回れるサイズ感だと判明しました。

 

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サンマルコ広場付近の海沿いの景色に別れを告げて、散策を開始します。

 

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度々遭遇するゴンドラと水路。

 

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昼食のカルボナーラ。普通に美味しかったです(食レポ下手)。

 

ベネチアのレストランは観光客向けの場所が多く、安くて美味しい料理を食べたいならイタリア南部がおすすめだとイタリア人の方に言われたことがあります。

 

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建物に寄り添うように停められた無人のゴンドラ。

 

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このような景色にもすっかり慣れてしまいます。贅沢な慣れですね(笑)

 

ベネチアは迷路のように入り組んだ道が特徴なので、マップを頼りに気になる水路に寄り道しながら歩けるのも魅力です。昼食の時間も含め、1時間程度でサンタ・ルチーア駅に戻りました。

 

全体の所要時間は、3時間ちょっとでした。(※いずれの施設も内部見学は行っていません)

 

ゴンドラの利用について

さて、僕のベネチア観光はこれで終わりですが、「ゴンドラには乗らなかったの?」と気になる方もいるかと思います。

 

僕も元々は乗るつもりでいたのですが、ヴァポレットに乗って少し満足したことと、ゴンドラ乗車の料金がネックになり断念しました。

 

ゴンドラの料金は一艘30分で80ユーロ(約9800円)が相場と言われています。複数人で乗る場合にはその分安くなりますが、僕の場合は1人だったので、80ユーロを支払わなければいけません。

 

1人40ユーロを支払えば乗れる相乗りのゴンドラもあるので、1人で料金を抑えたい場合は相乗りのゴンドラを利用するか、他の観光客に声をかけて一緒にゴンドラに乗るコミュ力が必要になります。

 

ベネチアでゴンドラに乗ることを考えている方は、ぜひ参考になさってください。

 

次回は5カ国目・スロベニア

ベネチアの観光を終え、次なる目的地は5カ国目となるスロベニア。観光地としてはマイナーな部類に入る国です。

 

スロベニアとは果たしてどのような国なのか? どんな観光スポットがあるのか? 次回のヨーロッパ旅行記に続きます。