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【10日間ヨーロッパ旅②】ロンドン名所を半日で回る

皆さんどうも、ふらふらです。2020年が目前に迫ってきましたね。

 

前回に引き続き、ヨーロッパの弾丸旅行記をご紹介します。

 

ロンドンで朝食を終えた僕は、市内の名所を半日で観光しなければいけませんでした。

 

というのも、その日の夕方はベルギーまでの列車を既に予約しており、時間が限られていたからです。

 

何だかんだで有名どころは押さえているので、限られた時間でロンドン観光を楽しみたい方は、ぜひ参考にしてみてください!

ロンドンの名所巡り

①ビッグベン

朝食後、まず僕が向かったのは、ロンドンの代名詞ビッグベン

 

ロンドンと聞けばまず一番に思い浮かぶと言っても過言ではない定番スポットは見逃せません。

 

地下鉄のウェストミンスター駅(英語:Westminster Stationで下車し、グーグルマップを参考に歩けばすぐに見えてきます。

 

よしビッグベンだぞ、と思いつつ歩いていると ―― あれ?

 

残念ながら、2017年からビッグベンは工事中。

 

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あいにくの曇り空に、工事中のカバーがどことなく悲しい…。


工事は4年間つづくので、元気なビッグベンの姿が見られるのは2021年の予定です。

 

ロンドン旅行を検討中の方はお気を付けください。

ウェストミンスター寺院

次に向かったのは世界文化遺産に登録されているウェストミンスター寺院。ビッグベンに負けずとも劣らぬ有名スポットです。

 

この寺院のために作られた「ウェストミンスターの鐘」は、誰しもが学校で耳にしたはず…。

 

ビッグベンから徒歩4分と好アクセスなので、セットで観光ができます。

 

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こちらがウェストミンスター寺院。心なしか背景のグレーとマッチし、街中でも厳かな雰囲気を醸し出しています。ちなみにウェストミンスターの鐘が鳴るのはこの寺院ではなく、ビッグベンです。

 

本来は30分おきにチャイムの音色が流れますが、工事に伴い現在は鐘の稼働も停止されています。

 

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寺院の付近にあったかっこいい像。

 

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名前だけは聞いたことがあるテムズ川

 

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向こうに見えるのはロンドン名物の巨大観覧車「ビッグアイ」。

 

あまり時間がないのでさくっと観光し、次の目的地へ向かいます。

③バッキンガム宮殿

 バッキンガム宮殿は、実際に王族の方々が住まわれている世界でも珍しい宮殿で、大規模な衛兵交代式が有名です。

 

地下鉄のVictoria駅、Green Park駅をはじめとし、電車やバスでもアクセスできますが、僕の場合は徒歩でそのまま向かいました。

 

ビッグベン、ウェストミンスター寺院より15分~20分程度歩けば、バッキンガム宮殿に到着します。

 

途中でSt James Park という公園を通るコースもあるので、を感じながら向かいたい方にはおすすめです。 

 

↑ ビッグベンからの経路はほぼ一本道なので覚えやすい。

 

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緑を右手に宮殿までの道を進みます。

写真は撮り損ねましたが、可愛い鳥の隊列も歩いており、天気の良い日は最高のリラクゼーションになりそうな公園です。

 

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さて、優雅な馬と共に見えてくるバッキンガム宮殿。

 

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格子の隙間から撮影。赤の地面と宮殿のコントラストが綺麗です。

 

写真では見え辛いですが、宮殿の上にイギリス国旗が掲げられています。つまりこの日は女王が不在。

 

女王の滞在中は王室旗が掲げられるので、訪れた際はぜひチェックしてみてください。

 

宮殿前に辿り着いた後は、衛兵交代式が始まるのを待ちます。4月~7月の間は毎日、8月~3月の間は隔日開催の交代式。開始時刻は11時30分ですが、1時間以上前から少しずつ人が集まってきます。

 

僕も1時間以上前に着きましたが、既に場所取りをしている人たちをちらほら見かけました。

 

そして、衛兵交代式を見る際に注意したいのが天候です。悪天候時は交代式が中止されてしまいます。

 

この日も霧のような小雨が降っており、傘をさす人もいるほどだったので中止が心配されましたが、無事に開催されました。すっかり人だかりのできたベストポジションの中で式を観覧します。

 

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足並み揃えて歩き始めた音楽隊。おとぎ話の世界にいるような感覚に陥ります。

 

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真横から見た図。グレーのコートを着た彼が正面の彼を弄る微笑ましい一幕も。(このグレーの服は冬服で、夏服は赤い制服です。一般的には夏服のイメージが強いかも。)

 

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さすが衛兵といった統一感。見ているだけですっきりした気分になります。

 

交代式はこの後も続き、音楽隊が宮殿外へ行進し始めましたが、雨足が強まりびしょびしょになってしまったので僕はここで退散しました。

 

帰る際にも人だかりがすごく、宮殿回りは使える経路も限られるので、抜け出すだけでも一苦労です。さすがはロンドン名物・衛兵交代式でした。

大英博物館

次の目的地は大英博物館

世界でも有数の巨大な博物館であり、およそ800万点もの品々が収蔵されています。今回のロンドン観光の中でも、個人的に楽しみにしていた場所の1つです。

 

時刻は正午頃、最寄り駅の1つであるホルボーン (Holborn) 駅に降り立ちます。

 

ホルボーン駅の他にも、ッテナムコートロード(Tottenham Court Road)駅ラッセルスクエア(Russell Square)駅など、各駅からの所要時間は徒歩5~10分程度です。

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博物館までの道すがら。いかにもロンドンらしい景色が広がっています(※個人的感想)。

 

f:id:hurarihurari:20191231013127j:plainこの辺り一帯は人が多く、ロンドンの中でも栄えている印象を受けました。

 

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駅から5分ほどで大英博物館に到着。神殿風の荘厳な造りが期待感を高めます。

 

館内へ入場する前に、リュックの中身を確認する荷物検査がありました。こうしたセキュリティー面は日本より厳しく、異国なのだと実感させられます。

 

荷物検査を済ませた後に、いよいよ博物館内へ。入場料は無料です。

 

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白を基調としたメインホールは、外観に負けない大迫力。※上層階から撮影しています。

 

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見たかったエジプト関連の展示。

 

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これも中々おもしろい。

 

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歴史的に有名なロゼッタストーン。やはりエジプト関連の展示が一段と人気でした。


この他にも1日では見て回れないほどたくさんの品がありましたが、残念ながら写真には収めておらず…。

 

また、日本ギャラリーもあるようでしたが、この時はちょうどリニューアル中(?)で、見ることができませんでした。皆さんがご来館の際はぜひ!

 

時間的にすべてを回ることはできなかったものの、目当ての展示と世界トップレベルの規模に満足した僕は、次の目的地へ向かいます。

⑤ロンドン塔

ロンドン塔(英名:White Tower)は世界文化遺産に登録されている中世の城塞です。監獄としても使われた過去があり、多くの人間が処刑されてきた血の歴史から、心霊スポットとしても知られているとか。

 

イギリスには全部で32個世界遺産がありますが(2019年12月31日現在)、ウェストミンスター寺院のように、ロンドン市内からアクセスしやすい場所にあります。

 

 14時頃、最寄り駅である地下鉄のタワーヒル (Tower Hill ) 駅に到着しました。

 

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駅を出ると綺麗な芝生が広がり、先進的なビルが遠くに顔をのぞかせます。

 

まだ見ぬロンドン塔に思いを馳せながら歩く僕。予習のために夏目漱石の作品「倫敦塔(ろんどんとう)」を持参していましたが、結局ほとんど読む時間が取れず、予備知識はゼロのまま 笑

 

間もなくチケットカウンターに到着しました。入場料通常より10%安いオンラインチケットで大人ひとり£24.70(約3500円)2020年3月からは、£26.0(約3700円)に値上がりするとのことです。

 

入場料などの詳細は、こちらのサイトに掲載されています(英語サイト)。

 

このようなタイプの建造物としては、少し高めの料金設定。クレジットカードで支払いを済ませ、いよいよロンドン塔と対面します。

 

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曇り空の下のロンドン塔。どことなく不気味な感じ。

 

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別角度から。寂れ具合に味があります。

 

ロンドン塔を見てまず最初に思ったことは、いわゆるタワーではないということ。「高くそびえる」とは言わないまでも、タワー様の建造物を想像していたので対面時は驚きました。

 

ロンドン塔は城塞なので、最初に作られたホワイトタワーをはじめ、いくつもの塔から構成されているんですね。

 

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入り口までの道から撮った巨大な構造物。

 

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入場すると、中世の世界に迷い込んだような景色が広がります。

 

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長い道が続きます。ロンドン塔はこの広い道だけでなく、城壁を歩いたり、一部建物内にある展示を見ることも可能です。

 

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城壁から見えたタワーブリッジ。100年以上の歴史を誇る跳ね橋で、ロンドン名所の1つです。水色のアクセントがかっこ良い。

 

ちなみにこの橋の数百メートル上流にマザーグースの民謡「ロンドン橋落ちた♪」で知られる「London Bridge(ロンドン橋)」があるそうです。

 

てっきりタワーブリッジがロンドン橋かと思い込んでいましたが、次に機会があれば本物のロンドン橋を観に行きたいと思います!

 

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建物内の精巧で美しいステンドグラス。

 

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建物内にあった椅子の展示。他にも宝石など数々の装飾品が展示されており、見ているだけで目が楽しい、きらびやかな内容でした。

 

 

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2001年まで祝砲で使われていたという25ポンド砲。

 

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帰り道にてすれ違った、ロンドン塔の衛兵たち。

 

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さようなら、ロンドン塔。白くかすむ姿はどことなく不気味で、はかなげな感じがします。処刑された人々の怨念が、そう感じさせるのでしょうか…。

次回、ハリーポッターの駅へ。

見どころたくさんのロンドン塔を後にし、地下鉄へと向かいます。この時点で時刻は15時頃。早朝からの半日で、ロンドンの主要スポット+世界遺産を効率よく周ることができたかと思います。

 

さて、前もって予約していたベルギーへの列車が18時頃出発なので 、少しだけ時間があります。

 

せっかくなので、ハリーポッターの「例のホーム」がある駅へと立ち寄ってから、ベルギーへ向かうことに。

 

次回はハリーポッターの駅についてまとめます。

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