【10日間ヨーロッパ旅③】ハリーポッターの駅への行き方!
あけましておめでとうございます、ふらふらです。
ブログはまだ始まったばかりですが、ブログにとっても自分にとっても良い年にできればと思います。
今回は、ロンドン半日観光の続きです。
ベルギーに出発する前の時間を活かし、ハリーポッターの駅を観光してきました。
さっそく本題に移りましょう。
9と3/4番線で有名なキングス・クロス駅!
魔法使いの世界を描いた大人気作品「ハリーポッターシリーズ」に出てくる9と3/4番線。一見何の変哲もないレンガの壁中に飛び込んでいく瞬間は、印象深いシーンとして記憶に残っています。
そんな不思議な9と3/4番線のある駅が、主要ターミナルの1つであるキングス・クロス(King's Cross)駅なのです。
ただし、キングス・クロス駅にある実際の9番線と10番線は、劇中の駅舎とは異なる場所にあります。
これは作者のJ・K・ローリングさんが、プラットフォームを間違えて覚えてしまったためです。撮影時の9番線と10番線は、4番線と5番線で代用されています。
ともあれ、ホグワーツ特急の始発駅となったキングス・クロス駅の中には、3/4番線をモチーフにした記念撮影スポットがあり、入場料も特に必要ありません。
本格的なお土産屋さんもあるので、ファンの方はもちろん皆さんにおすすめの観光スポットです。
実際に行ってみた
ロンドン塔のあるタワーヒル駅から1度乗り換え、キングス・クロス・セント・パンクラス(Kings Cross St.Pancras)駅までの所要時間は20分程度。15時半頃に到着しました。
地下鉄のKings Cross St.Pancras駅は、ナショナル・レールのキングス・クロス駅と隣接しているので、9と3/4番線までは徒歩で行くことが可能です。
案内板にしたがい、キングス・クロス駅を目指していきます。9と3/4番線の詳しい場所は、グーグルマップでGPSを頼りに探しました。
(英語で検索する際は、「Platform Nine and three quarters」と入力すればOK)
拝借した画像ですが、こちらがキングスクロス駅の構内です。先進的な天上のデザインは、どことなく京都駅を彷彿させます。
こちらが京都駅。屋根にある細かい格子のパターンが個人的に気に入っています。
話を戻して、お洒落な構内を進んでいくと、遠くに人だかりができているのを見つけました。そこを目指して歩いていくと…
ありました! 壁にめり込んでいるカートと、その上の標識に見える「PLATFORM 9¾」の文字。
劇中のホームは代用ですが、このカートは実際に9番線と10番線のホームのある駅舎の中に設置されています。
たくさんの人々がこのカートと一緒に写真を撮るために集まって、長い行列ができていました。先頭の人にはその場のスタッフからスクール・マフラーが貸し出され、あたかも壁に飛び込んでいくかのような瞬間を撮影することが可能です。
そしてこちらは、カートの近くに出店しているハリーポッターの公式ショップ。杖や衣装などの小道具から、お菓子などのお土産類、ホグワーツの入学許可証まで、ファンにはたまらない幅広いグッズが揃えられています。
スタッフはホグワーツのローブを着ており、店の細部までこだわったコンセプトなので、その場にいるだけで魔法世界を体験しているようです。
店名:The Harry Potter shop at Platform 9 3/4
営業時間:月~土 8:00~22:00 日・祝 9:00~21:00
住所:Kings Cross Station, Kings Cross, London N1 9AP
公式HP:https://www.harrypotterplatform934.com/
セント・パンクラス駅へ
キングスクロス駅を後にした僕は、隣接しているセント・パンクラス(St Pancras)駅へと向かいます(道路を挟んで向かい側)。
このセント・パンクラス駅は「ハリーポッターと秘密の部屋」において、キングス・クロス駅の外観として代用されている駅です。
こちらがセント・パンクラス駅。ゴシック様式が印象的で、劇中で使用されたのも納得のかっこ良さ。
どうしてここに足を運んだかというと、これからベルギーに向かう列車に乗るためです。
主要ターミナルのセント・パンクラス駅には、イギリス各地に繋がるナショナル・レールの他、国際列車のユーロスターも乗り入れています。
今回僕が利用したユーロスターは、海峡トンネルを通ってパリやブリュッセル、アムステルダム等と繋がり、最高時速は300km/hにもなる高速列車です。日本の新幹線をイメージすればわかりやすいでしょうか。
僕が乗る列車は18時頃出発で、ベルギーの首都ブリュッセルまでの所要時間は約2時間。空港のような荷物検査を早めに済ませ、待合スペースの椅子で出発時間まで待機します。
国際列車に乗るのは初めての経験でしたが、初めて飛行機に乗った時のような、初々しい緊張がありました。
ユーロスターに乗車
いよいよ出発時間となり、ユーロスターに乗り込みました。車内は快適な座り心地で、Wi-Fiも快適に使用できます。
こちらはユーロスターの車内食。コーラを缶の状態でいただけるのが素晴らしい(笑) 右上のヨーグルトは、セント・パンクラス駅で事前に購入していたものです。
ちなみにロンドンからブリュッセルまでの乗車料金は、レイルヨーロッパで購入した場合、およそ8000円程度から。日や時間帯、席の等級(1等、2等、プレミア)によって値段やサービスは異なります。
僕の場合は食事が出たので本来は1等だと思うのですが、記憶が定かではありません(笑)
基本的にはなるべく費用を抑える方針なので、おそらくは何らかのキャンペーンが開かれており、普段よりも安く食事サービスを受けられたような記憶が…。
また、レイルヨーロッパを利用すると手数料がかかるため、費用を安く抑えたい場合は現地での購入したほうが良いかもしれません。
僕は事前にがっちりスケジュールを組んでしまっていたため、日本で楽に購入できるというレイルヨーロッパのメリットを優先しました。
日本円での決済も可能であり、時折キャンペーン等も行っているので、鉄道での国境越えを検討中の方はぜひチェックしてみてください。
レイルヨーロッパ公式サイト
https://www.raileurope-japan.com/
次回、2つ目の国ベルギーを観光!
ユーロスターは大きな遅延なく無事ブリュッセルに到着しました。夜も遅いので、予約していたホテルに泊まって明日に備えます。
次回の記事ではブリュッセルの夜の様子と、半日で巡るブリュッセル観光について書きますので、興味のある方はぜひチェックしてみてください!