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【10日間ヨーロッパ旅⑯】スロベニアの2大観光地を1日で巡る~トロッコが楽しいポストイナ鍾乳洞

皆さんどうも、ふらふらです。

 

ヨーロッパ旅行記の続きになります。

 

ブレッド湖の散策を終えた後、バスで一度リュブリャナ駅まで戻った僕は、次なる目的地・ポストイナ鍾乳洞(Postojna Cave)を目指します。

 

石灰岩の多いスロベニアには無数の鍾乳洞があり、中でもポストイナ鍾乳洞はスロベニア最長、ヨーロッパ最大規模の鍾乳洞です。

 

また、鍾乳洞に入る際はロッコに乗っていくのですが、実にスリリングな体験になりました。

 

そんなポストイナ鍾乳洞へのアクセス方法ツアー内容について、皆さんにシェアしたいと思います。

リュブリャナ駅からポストイナ鍾乳洞へ

2種類のバスがある

ポストイナ鍾乳洞へのアクセスは、リーズナブルなバスが便利です。

 

(※ブレッド湖から直接向かう方法がないかも調べましたが、リュブリャナを挟んで反対の位置関係にあるため断念)

 

バスはポストイナ鍾乳洞(Postojna Jama)まで行く直行便と、近くの町(Postjna)で停車する2種類があります。

 

 Postojnaで停車するバスの場合、鍾乳洞までの道のりは上の通り。

 

どちらのバスに乗車するかは、一番近い時刻に出発し、早く鍾乳洞に到着できる方を選べば問題ありません。

 

もちろん歩くのが嫌な場合は、直行便のバスを待つこともできます。(※ただし、ポストイナ鍾乳洞(Postjna Jama)が終点ではないので注意しましょう)

 

時刻表と乗り場については、リュブリャナ駅バスターミナルの係員に尋ねましょう。

 

バスの所要時間・料金

直行便の場合は、リュブリャナ駅→ポストイナ鍾乳洞まで約1時間

 

近くの町(Postojna)まで行くバスの場合は、Postojnaまでの所要時間が約45分、そこから徒歩20分弱で鍾乳洞なので、合計時間はこちらも約1時間

 

料金はそれぞれ7.5ユーロ6ユーロだったかと思いますが、目安程度にとらえていただけると助かります。

 

なお、バスチケットはターミナルでも購入できますが、当日に運転手から直接買ったほうが少しだけお得だったはず。

 

その辺りのことも含めて、詳細についてはバスターミナルの係員に尋ねましょう。

 

鍾乳洞のツアーについて

ツアーの時刻表

ポストイナ鍾乳洞の見学は全てツアー形式となっており、ツアー時間以外での見学はできません。

 

ツアーの所要時間は全体で1時間半程度。

 

ハイシーズンの7月と8月は9:00~18:00まで1時間に1回ツアーがありますが、シーズンによって開催時間が異なります。

 

時期ごとのツアー時刻表は、こちらでご確認ください。

 

僕が行った3月は10:00、12:00、15:00の3回のツアーが開かれていました。

 

時間に制限のないブレッド湖を先に回したのもこれが理由です。

 

オフィスでチケットを購入

ポストイナ鍾乳洞のチケットは、鍾乳洞前のチケットオフィスで購入することができます。

 

チケット料金は25.8ユーロ(約3120円)。ハイシーズンは27.9ユーロとなっています。

 

また、ポストイナ鍾乳洞のチケットだけでなく、後述するプレジャマ城(洞窟城)とのセット券など、いくつかのチケットが販売されています。

 

チケットの詳細については、こちらのページでご確認ください。事前にオンラインで購入する事も可能です。

 

チケットオフィスが混む事もあるので、確実にツアーに間に合わせたい場合は、オンラインでの購入がおすすめです。

 

ロッコで洞窟探検へ!

近くの町であるPostojnaまでのバスに乗った僕は、無事に15時からのチケットを購入する事ができました。

 

洞窟前の入り口に並び、案内されるがままトロッコに乗り込みます。

 

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ロッコ乗車前の様子。すごい数の人でした。

 

遂にトロッコが出発し、どんどんスピードを上げていきます。

 

思ったよりもスピードが出ており、天井や壁の岩にぶつかりそうなスリルがあります。

 

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写真もまともに撮れないこのスピード。

 

乗車時間は体感10分程度。自然が舞台の本格派アトラクションのようで楽しい時間でした。

 

鍾乳洞内の見学

ロッコを降りると、ガイドに従って洞内の見学が始まります。

 

僕は英語ツアーを予約しましたが、英語に不安がある方は事前に日本語のオーディオガイドを借りておきましょう。(※別途3ユーロが必要)

 

フラッシュ撮影は禁止とのことなので、その点に注意しながら洞内を見学します。

 

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ヨーロッパ最大級なだけあり、洞内は非常に広大。

 

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こちらは通称「スパゲッティ・ホール」と呼ばれている一角。

 

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近くで見ると、確かに細いスパゲッティのようなつらら石が垂れ下がっています。

 

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神秘的な光景に驚きながら進みます。

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まるでアイスクリームのような石。チケットにも印刷されている鍾乳洞の名物で、たくさんの観光客が写真を撮っていました。

 

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鍾乳洞見学はこれにて終了です。再びトロッコに乗り入り口に戻ります。

 

見学時の注意点

気温と水滴

鍾乳洞の見学時に気を付けたいのが洞内の気温

 

年中通して10℃前後となっているため、春夏に訪れる方は服装に注意が必要です

 

また、ロッコ乗車中や洞内散策時は水滴が落ちてくることも多々あるため、水に弱いスマホ等を使っている方は注意しておきましょう。

 

僕が行った際は髪の毛がびしょびしょになるほどだったので、レインコートを所持している方も見受けられました。

 

帰りのバスの時間

見学後の夜にリュブリャナで一泊する方には関係のない話なので、読み飛ばしていただければと思います。

 

ただし、もし夜から別の場所へ移動するとい方は、帰りのバスにも注意が必要です。

 

15時のツアーが終わるのは16時半頃ですが、次に出るリュブリャナ行きのバスは18時頃となっています。

 

僕はリュブリャナを18時15分に発つバスを予約していたため、どうしても間に合いません。

 

結局どうしたのかというと、ツアーのチケットを購入する際に事情を説明し、ツアーの終了時間に合わせてタクシーを呼ぶよう頼みました。

 

その場でドライバーに話をつけていただき、無事タクシーでの帰還に成功。

 

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帰りのタクシーからふと見えた景色。ドライバーの方曰く、雨水が溜まったものだそう。

ちなみにタクシーの料金は前払い制(※現金のみ)で、僕が乗った際はリュブリャナまで65ユーロ(約7860円)でした。

 

高くつきましたが、一日で2つの観光地を巡るための必要経費だと思えば満足です。

 

僕と同じような状況に置かれている方は(いないでしょうが 笑)、タクシーを呼んでもらう技もあるということで参考までに。

 

※スタッフの対応によっては、呼んでもらえない可能性もあるので自己責任でお願いしますm(_ _)m

 

洞窟城もおすすめ

時間に余裕のある方は、セットでチケットが販売されているプレットヤマ城/プレジャマ城にも訪れることをおすすめします。

 

 鍾乳洞から歩くのには遠い距離ですが、1時間に1本シャトルバスが出ているようです。 

 

プレッドヤマ城の特徴は何と言っても、切り立った岸壁に埋まるよう建てられたお城です。

 

通称『洞窟城』と呼ばれるその姿には、どこかミステリアスな雰囲気が漂っています。

 

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Photo by Bram van Geerenstein on Unsplash

 

洞窟城の営業時間は10:00~16:00なので、鍾乳洞のツアー時間に気を付けて訪れましょう。

 

次回は6カ国目・クロアチア

急ぎ足ながら2カ所を巡れて満足のスロベニア観光は終了です。

 

個人的に気に入ったのは鍾乳洞で、トロッコ体験は期待を上回る楽しさでした。

 

ブレッド湖では天気に恵まれませんでしたが、天気に関係なく楽しめるのも鍾乳洞ツアーの魅力だと思います。

 

スロベニアは町の雰囲気や観光地等、全体を通して面白く、まさに知られざる秘境の国でしたね。

 

さて、今度の目的地は一転し、日本人からの人気も高いクロアチア

 

ジブリ作品の舞台としても知られるドブロブニクを訪れました。次回のヨーロッパ旅行記に続きます。

【10日間ヨーロッパ旅⑮】スロベニアの2大観光地を1日で巡る~湖に教会が浮かぶブレッド湖

皆さんどうも、ふらふらです。

 

ヨーロッパ旅行記の続きになります。

 

スロベニアの首都・リュブリャナでの一夜を過ごし、本格的な観光が始まる翌朝を迎えました。

 

スロベニアの観光地として特に有名なのは、以下の2つ。

 

①孤島に建てられた教会が有名なブレッド湖

②ヨーロッパ最大級の鍾乳洞、ポストイナ鍾乳洞

 

どちらも見どころの多い観光地なので、それぞれに1日ずつ設けて訪れるのが理想的ですが、僕のように1日しか時間がない方もいるでしょう。

 

僕は実際に1日で2つを回り、限られた時間でも最大限に楽しむことができました。

 

1日で回りたい方も、そうでない方も、スロベニア観光の参考にしていただければと思います。

最初の目的地はブレッド湖

最初の目的として選択したのはブレッド湖

 

ブレッド湖→ボストイナ鍾乳洞の順に巡るのには理由があり、鍾乳洞のトロッコツアーの時間が関係しています。詳しくは次回の鍾乳洞の記事にて。

 

リュブリャナ駅からバスでアクセス

ブレッド湖へのアクセスは鉄道やタクシーなど様々ですが、バスが最もリーズナブルで便利です。

 

リュブリャナ駅に併設している中央バスターミナルから、6時台~22時台までの間ブレッド湖行きのバスが出ています。所要時間は1時間20分ほど。

 

運行間隔は1時間に1~2本程度で、詳しいバスの時刻表はターミナルの係員の方に尋ねればもらえます。

 

僕は6時台のバスに乗るべく、毎日欠かさず買うヨーグルトと共に駅に向かいました。

 

係員に乗るバスを尋ね、無事7時前のバスに乗車。

 

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バスの座席前の様子。ちょっとした物であれば置けるようになっています。

余談ですが、POPな牛の絵が描かれたこの飲むヨーグルトは、これまでに飲んできたヨーグルトの中でもトップクラスの濃厚さ&美味しさでした。(駅近くのスーパーで購入)

 

もう一度買えなかったのが惜しいほど…。

 

最寄りバス停『Bled』~ブレッド湖まで

 

 

ブレッド湖の最寄りバス停であるBledに到着したのは、8時を少し過ぎた頃。

 

地図で見ればわかりますが、バス停のBledから有名な聖マリア教会(湖に浮かぶ島にある)までは結構な距離があります。

 

僕はまず最短距離で湖へ向かい、そこから反時計回りに周囲を回るルートを選択しました。

 

大体↑このようなイメージ。 ここから道なりにぐるっと一周していきます。

 

ブレッド湖を徒歩で一周した結果

散策路から見た島と教会

 湖に辿り着いてもすぐには浮島が見えず、教会の姿をはっきり認識できるようになるまで少なくとも20分はかかります。

 

ここからは浮島の様子が見えた辺りの写真から、進むにつれて角度を変える島の様子を掲載します。

 

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木の隙間をかいくぐり、遠くに見える聖マリア教会。

 

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はっきり見えそうでみえないジレンマがしばらく続きます。

 

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最初に歩いてきた道と湖を隔てて反対側に出ると、ビューポイントがありました。

 

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湖に浮く島と聖マリア教会。実はこの島、スロベニア唯一の自然島だそうです。

 

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遠ざかっていく島と教会。再びBledバス停へ向けての長い道のりが始まります…。


所要時間と注意点

ブレッド湖の周りを散策してみて思ったことは、意外と距離があるということ。

 

1時間くらいで回れるだろうと高を括っていましたが、実際には1時間半近くかかりました。

 

Bledバス停から一番遠い地点までの所要時間を見ると、やはり1時間30分という数字は妥当な時間だとわかります。

 

さらにその中でも大半の時間は教会が見えず、単純な景色が続くため、余計に長く感じてしまう部分がありました。

 

ブレッド湖で有名な浮島と教会さえ見られれば満足だという方は、時計回りの方向に回り、ベストスポット写真を撮影後、来た道を戻るほうが効率的だと思います。

 

※聖マリア教会とつながりのあるブレッド城も併せて観光する方は、逆側にも行く必要があります。(埋め込み地図参照)

 

丘の上にあるブレッド城からは聖マリア教会を見下ろすことができるので、浮島の全景を見たい方にもおすすめです。

 

また、高い場所からの眺望が見たい方は、湖の南西にある「Ojstrica」からも見下ろすことができるようです。

 

残念ながら僕は行くことができませんでしたが、高い場所からの眺望は本当に綺麗なので、余裕のある方はぜひ登っていただければと思います。

 

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Koasisさんによる写真ACからの写真 

 

船で聖マリア教会へ

ブレッド湖に浮かぶ島上の聖マリア教会では現在も挙式が行われており、一般の訪問も可能です。

 

主なアクセス方法は船頭さんの漕ぐプレトナ・ボートに乗るか、自らレンタルした手漕ぎボートで向かうかの2通り。

 

 観光客に人気のプレトナ・ボートはいくつかの乗り場がありますが、特に時計回りのルートだと早い段階で見つかります。船頭さんに声をかけましょう。

 

この辺り等が、代表的な乗り場のひとつ。

 

ブレッド島までの料金は1人あたり往復で14ユーロ(約1700円)。島に着いた後は30~40分ほどの観光時間が設けられるのが基本です。

 

聖マリア教会の他にもお土産店等があるので、自分の好きなように時間を潰すことが可能です。

 

「プレトナ・ボートに乗らなかったら、ブレッドに訪れたとは言えない」と言うほどの物なので、時間のある方はぜひお乗りいただければと思います。

 

次回はポストイナ鍾乳洞

早足で観光したブレッド湖でしたが、この後の予定が控えているので、そのまま急ぎ足でBledバス停へ向かいます。

 

一旦バスでリュブリャナ駅に戻った後、次回は二大観光地の片割れ・ポストイナ鍾乳洞の観光です。

【10日間ヨーロッパ旅⑭】スロベニアの夜の治安・町の様子

皆さんどうも、ふらふらです。

 

ヨーロッパ旅行記の続きになります。ベネチアをバスで出発し、5カ国目・スロベニアに入りました。

 

多くの日本人が訪れるヨーロッパの主要観光地とは違い、スロベニアはあまり知られていない穴場の国です。

 

他の国とはまた違った良さがありましたので、実体験に基づいた観光情報をお届けできればと思います。

 

今回はまず、バスの予約と首都リュブリャナの治安についてシェアします。

ベネチアリュブリャナのバス料金、所要時間

ベネチアからリュブリャナに行く際に利用したのは、ブリュッセル→パリへの移動時に使用したFlixBusです。

 

当該記事はこちら↓

www.furaritabi.com

 

FlixBusの予約方法はとてもシンプル。こちらのホームページに移動した後、今回の場合は出発地(from)に【Venice】、目的地(to)に【Ljubljana】と入力するだけです。最後まで入力しなくても予測候補地が出てきます。

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試しに2020年1月23日で検索してみるとこんな感じ。所要時間は3~4時間、料金は13.99ユーロ(約1700円)です。日本で言う県移動くらいの料金で予約できます。

 

↑ではすべて直行便となっていますが、入力する都市によっては乗り換えがある場合もあり、所要時間や料金にも幅があります。自分に合った便を選択しましょう。

 

ヨーロッパ移動の心強い味方であるFlixBusの詳しい予約方法については、機会があれば別記事で紹介したいと思います。

リュブリャナの夜の様子

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イタリアとスロベニアの国境付近。いざスロベニアへ。

 

バスの目的地であるリュブリャナに到着したのは午後19時半頃。既に日は落ちており、辺りは暗くなっていました。 

 

リュブリャナの旧市街は川沿いにあり、ホテルもその付近に取っていたので、リュブリャナ駅から南下して川沿いを目指します。川沿いを歩くルートイメージは以下の通り(※目的地は適当に入力しています)。

 

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 通り道にはリュブリャナのシンボルのひとつ、三本橋があります。写真ではわかりにくいですが、三本の橋が架かっており、リュブリャナの街に独自の空気感を与えています。

  

 三本橋の場所はこちら。地図で見ると三つの橋が架かっていることがわかります。

 

この辺りには飲食店をはじめとした様々な店が並び、夜でも多くの人々で賑わっています。

 

途中でスーパーマーケットの場所を地元の方に尋ねましたが、快く教えてくれました。人々もゆったりと楽しんでいる感じがして、夜8時ごろに歩いても危ない雰囲気はありません。

 

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道を尋ねた辺りの写真。照明が明るく、人の往来もあります。建物はこれまでの国に比べると少し落ち着いた印象です。

 

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建物の外には明かりのついたテーブルが出ている場所もあり、賑やかな人の声が聞こえます。

 

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路地から丘の上に見えるリュブリャナ。12世紀に建てられた歴史あるお城です。旧市街を見下ろすように建っているため、川沿いを歩く際も時折目に入ります。

 

歩いて向かう事も可能ですが、フニクラと呼ばれるケーブルカーを使うと便利です。僕は時間の都合上お城へは行けませんでしたが、リュブリャナに来た際はぜひ訪れたい観光スポットですね。

 

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こちらは途中で見かけた寿司?のお店。回転寿司で見るような皿が並べられています。まさかスロベニアにも寿司があるとは…。

 

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最後にもう一度、川の対岸からはっきりと見えたリュブリャナ城。川と丘の上の城の姿が、リュブリャナの街のイメージとして強く残っています。

夜の治安について

ホテルまでの道は徒歩25分くらいあり、夜に歩く距離としては不安でしたが、実際に歩いてみると非常に安全で、これといった危険は感じませんでした。

 

川沿いの道は基本的にライトアップされていますし、市街地の中心部は人々で賑わい、ひっそりとした道を歩く怖さはありません。

 

リュブリャナ駅から川に着くまでの道は少し暗めでしたが、最低限の警戒を忘れず歩けば大丈夫というのが個人的な感想です。特に川に着いて以降の道は、治安を気にせず夜の街歩きを楽しむことができました。

 

人に道を聞いた際の対応も快く、もちろんこれは人によるところではありますが、人の印象が良いと街の印象も良くなります。

 

より大きな都市であるブリュッセルやパリの夜に比べても町の空気感は良好で、過度に治安を心配する必要はないと感じました。あくまでも個人的な感覚ではありますが、リュブリャナを訪れる際はぜひ参考になさってください。

 

今回のお話はこれにて。次回は本格的なリュブリャナ観光に入ります。

【宝泉 in 京都】新幹線の改札内にある甘味処の名店にて、美しく透き通る冷やしぜんざいを食す。

皆さんどうも、ふらふらです。

 

今回は2019年8月の京都旅行で訪れた甘味処『宝泉 JR新幹線京都駅店』をご紹介します。

 

 店名に「新幹線京都駅」と入っている通り、新幹線を利用するか、入場券を買って改札内に入らなければ辿り着けないお店です。

 

食べログでの評価も高く、2018年&2019年の2年連続でスイーツ百名店WESTに選出されています。

 

そんな名店の夏季限定メニュー【冷やしぜんざい】を食べるべく、隙間時間に訪問してきました。 

 宝泉のお店情報

住所

住所:〒600-8214 京都府京都市下京区東塩小路高倉町8−3 JR京都駅新幹線構内2階

 

地図を見ての通り、JR駅京都駅のど真ん中です。新幹線京都駅八条口の2階改札内コンコースにあるので、階数などに気を付けて向かいましょう。

 

新幹線を利用する場合を除き、改札に入る際は切符売り場にて入場券を買う必要があります。お値段は1枚あたり140円 。詳しくは以下をご参照ください。

www.jreast.co.jp

 

入場券は発券時間から2時間有効で、それを超えると無効になるため注意が必要です。

 

通常のJR改札からでも向かうことができるようですが、一度乗り換え改札を通る必要があり、時間をかけないためにも最初から新幹線改札から入るのが無難かもしれません。

 

営業時間

宝泉の営業時間は10:00~20:00で、年中無休です。

 

茶寮とは別に菓子の販売もしており、そちらの営業時間は8:00~21:00となっています。販売しているお菓子についてはこちらをご覧ください。(黄色い四角マーク付きのものが新幹線京都駅店で販売されているお菓子です)

 

お店の公式ページと食べログのページはこちら↓。

 

www.housendo.com

tabelog.com

 

入店&実食

改札内に入り、2階コンコースに向かうと、大きく「宝泉」の看板が掲げられており、迷うことなくお店に到着しました。※写真撮影を失念しました m(_ _)m

 

店内の席数はテーブルの30席。8月の土曜日でしたが、客入りは3~4割程度で待つことなく座れました。

 

抹茶アイスクリームや京しぐれ等、様々なメニューがありますが、事前に決めていた【冷やしぜんざい(税抜1080円)】を注文。夏季限定のメニューです。

 

頭の中で↓のようなぜんざいを想像しながら、喜々として到着を待ちます。

 

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胡麻油さんによる写真ACからの写真 

 

注文の品は5分ほどで到着しました。

 

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これが……冷やしぜんざい?

 

オニオンスープではないのか?と疑ってしまうほど、ぜんざいにしてはあまりにも上品なそのルックス。

 

いや、焦るんじゃない。蓋を開ければこれが本当にぜんざいかどうか分かるはず。(※開けるまでもなくぜんざい)

 

いざ、オープン。

 

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!!!!!!!!!!?

 

 良い意味で、想像していたものとは全然ちがう。

 

蓋を開けてまず目についたのが、その透明度。イメージにあったとろみのあるペーストではなく、透明に澄んだ液体の中に綺麗な小豆と白玉が沈められています。

 

「いただきます」と手を合わせ、まずは透き通る液体から。上品な甘みが口の中に広がり、後味もすっきりとして美味しいです。

 

続けざまに沈んだ小豆を口に運ぶと、こちらも程よい甘さ加減で、小豆そのもの味が絶妙に引き立てられています。

 

白玉もちょうど良い弾力で美味しく、白玉、小豆、透き通る液体を順に口に運んでいると、すぐに食べ終わってしまいました。全体的に上品な甘さに抑えてあるので、後半でキツくなることもなかったです。

 

最後に

グルメサイトのコメントの中で誰かが「冷やしぜんざいならぬ冷やし小豆」のようだと書いていましたが言いえて妙で、僕の中でのぜんざい観を覆す新しい美味しさでした。

 

店名の正式名称に『あずき処』とあるのですが、その冠に偽りなしで、小豆の活かし方に精通しているのだと思います。普通のぜんざいや他のメニューも食べてみたくなる…。

 

また京都駅に訪れる機会があれば、ぜひ再訪したいお店です。 

【玄人好み?】❝夜の伏見稲荷大社❞ のススメ。

皆さんどうも、ふらふらです。

 

今回は「夜の伏見稲荷大社観光」についてです。

 

これまで何度か訪れたことのある伏見稲荷ですが、昨年の夏(※2019年8月)、初めて夜の伏見稲荷を訪れました。

 

夜ならではのメリットや魅力がありましたので、皆さんにシェアしたいと思います。

 

伏見稲荷大社に行ったことがない方はもちろん、

 

・既に数度目の伏見稲荷大社である

・夜の京都で何をするか迷っている

 

といった方々の参考になれば幸いです。

 そもそも夜間に開いているの?

そもそも、伏見稲荷大社は夜も開いているのか? という話ですが、夜だからと言って特に閉鎖されるわけではなく、神社自体は24時間参拝が可能です。

 

日が落ちて暗くなり始めるとライトアップが行われるため、暗くて道が見えない心配もありません。

 

ただし、御朱印授与の受付は8:00~16:30の間なので、御朱印が目的の方は日が落ちる前に訪れる必要があります。

 

京都駅から電車で5分程度の好立地なので、夜に再び訪れることももちろん可能です。

 

怪しく輝く入り口の鳥居

スマートフォンの時刻は21:00。日の長い8月と言えど、最寄りの稲荷駅で下車した時にはすっかり暗くなっていました。セミの鳴き声が夜の蒸し暑い空気を揺らします。

 

友人のR氏と共にコンビニで水分を確保した後、伏見稲荷大社へと向かいます。(ちなみにR氏は初めて、僕は4度目の参拝です)

 

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こちらが神社への入り口。

 

鳥居の内側の暗闇が、まるで別世界への入り口のように伸びています。昼間に比べてほとんど観光客もおらず、入り口の時点で昼間とは全く雰囲気が違いました。

 

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正面から撮影した鳥居。スマホの補正効果も手伝い、怪しく光り輝いています。

 

暗闇の中にこだまするお経

鳥居をくぐり先へと進みます。

 

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途中で撮影した一枚。人がいないからでしょうか、どことなく神秘的な雰囲気が。

 

本殿を抜け、千本鳥居が近づいてくると、遠くからお経のような声が聞こえてきました。はっきりとは聞えませんが、低い声でぶつぶつと呟いています。

 

まさか、心霊現象……?

 

恐る恐る進んでいくと、声は少しずつ大きくなっていき ―― 消えました。

 

どうやら数人の観光客?が詠んでいたようで、僕たちが近づいた時に詠み終わるところだった模様。…びっくりさせてくれるじゃないか。

 

夜の千本鳥居へ!

さて、いよいよメインの千本鳥居へ到着しました。ここからは写真が続くため、簡単な説明を挟む程度で。

 

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千本鳥居の入り口付近にて。平行に伸びるふたすじのライト。

 

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規則正しく鳥居に囲まれた薄暗い道。

 

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鳥居の隙間を抜けた光が地面に描く美しい陰影。

 

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場所によって光の模様が違うので撮影が楽しいです。

 

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少し不気味な雰囲気も持ち合わせた一枚。

 

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恐らくは熊鷹社の辺り。(うろ覚えなので、間違っていたらすみません)

 

さらに上に行くこともできましたが、夜も遅いのでここで引き返しました。この辺りまで来ている人は誰もおらず、蛙と虫の鳴き声だけが響いていました。

 

夜に訪れるメリット(とデメリット)

メリット

夜に訪れるメリットとして、まず感じたのは圧倒的な人の少なさ

 

入り口付近と千本鳥居の序盤はちらほら人がいましたが(とは言え数人程度)、奥に進むにつれて誰もいなくなり、ほとんどの景色を独り占めすることができました。

 

 ハイシーズンの8月だったのにも関わらず、混雑を気にせずスムーズに観光できる点は大きなメリットだと思います。(※夜間の伏見稲荷人気も近年は高まっており、比較的人の多い日もあるようです)

 

また、夜ならではの千本鳥居がみられることも、メリットの1つだと思います。あくまでも道を照らす程度に調整されたライトアップが、別世界のような独特の雰囲気を醸し出し、昼とは違った鳥居の姿が楽しめます。

 

気温についても昼に比べると比較的涼しく、楽に参拝できるのではないかと思います。

 

ただし、夜と言っても8月はさすがに暑く、特にこの時は京都がニュースで取り上げられる程暑い時期だったので、こまめな水分補給は必須でした。

 

デメリット

デメリットとしては、ただ一つ。雰囲気が怖いことです。

 

千本鳥居の入り口辺りまでは問題ないかと思いますが、それ以上先に進むとライトが一層暗くなり、不気味な蛙の声が聞こえ始めます。化け物の声みたいでかなりホラーチックです(※夏の場合)。

 

僕たちは2人だったのでそれほど怖くありませんでしたが、通り道にはひっそりと静まったトイレ等もあり、1人で歩くにはそれなりの勇気が必要だと感じました。

 

怖いものが苦手な方は、比較的明るく人通りのある序盤で引き返すか、誰かと一緒に訪れることをおすすめします。

 

一年に一度の『宵宮祭』と『本宮祭』

補足として、一年に一度行われる『宵宮祭』と『本宮祭』について説明します。

 

伏見稲荷では毎年7月土用入り後初の日曜 or 祝日に、日々の御神恩に感謝する本宮祭(もとみやさい)が行われ、その前日には宵宮祭(よいみやさい/よみやさい)が行われます。

 

この2日間は外拝殿やその周辺に400数十点におよぶ行灯が飾られ、夜間には美しい輝きで境内を彩るのです。

 

普段は人の少ない夜間の伏見稲荷も、祭りの間は驚くほどの賑わいを見せます。

 

伏見稲荷大社の本宮祭

境内を彩る無数の行灯。

 

伏見稲荷大社の本宮祭の写真素材

千本鳥居にも行灯が。

 

 

 一年に一度だけ見られる特別で華やかな夜の姿。ぜひ生で見てみたいですね。

 

※祭りの写真はこちらのサイトのものです。

 

最後に

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伏見稲荷大社と言えば誰もが有名な千本鳥居を想像するかと思いますが、ほとんどの場合それは“昼の姿”ではないでしょうか?

 

昼の姿も色鮮やかで魅力的ですが、幻想的に照らし出される夜の姿も負けていません。

 

伏見稲荷の違った一面を見たい方、夜の京都で時間を潰したい方などはぜひ、夜の伏見稲荷大社を訪れてみてはいかがですか?

 

夜だからこそできる、刺激的な体験が待っているかもしれません。

【10日間ヨーロッパ旅⑬】半日で回れる? ベネチアチャレンジ!(サンマルコ広場編)

皆さんどうも、ふらふらです。

 

今回はベネチア半日観光の後編です。

 

ヴァポレットでリアルト橋の先まで移動し、そこから散策を開始します。(ヴァポレットの乗船に関しては、前回の記事を御覧ください。)

世界遺産『サンマルコ寺院』へ

ヴァポレットから降りて僕が向かった先は、ベネチア観光において外せない人気スポット・サンマルコ寺院です。

 

東ローマ帝国の影響を受けたビザンティン様式が採用されており、東方ならではの独特な雰囲気があります。

 

前回紹介したリアルト橋等と共に、「ヴェネツィアとその潟(かた)」の一部として世界遺産に登録されました(1987年)。

 

船場所からサンマルコ寺院までの道は以下の通り。

 

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道すがらには、ベネチアを象徴するゴンドラの姿。

 

サンマルコ寺院までの道も異国感あふれる景色が広がり、散策していて飽きません。時間のある方は、グーグルマップを頼りにしつつ、寄り道しても楽しめるかと思います。

 

普通に歩けば6分ほどの道のりなので、あっという間に到着しました。

 

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こちらがサンマルコ寺院。東方の雰囲気が入り交じり、これまでにヨーロッパで見た建築とは趣が異なります。

 

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別角度から。たくさんの人々が行列を成しています。

 

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よく見ると濡れないための台が置かれています。ベネチアらしいですね。

 

サンマルコ寺院は金色モザイクが施された美しい内装で知られ、内部に入り無料で見学することができます(博物館や宝物庫など一部有料)。

 

行列ができていたため僕は断念しましたが、訪れた際はぜひ、美しいと評判の内部見学も行うことをおすすめします。※内部の写真撮影は禁止です。

 

サンマルコ広場周辺の観光スポット

ナポレオンが賞賛したサンマルコ広場

サンマルコ寺院があるサンマルコ広場には寺院以外にも鐘楼などの人気スポットがあり、広場自体が観光スポットです。

 

その美しさから、ナポレオン・ボナパルトが「世界一美しい広場」と絶賛したことでも知られます。

 

こちらがサンマルコ広場の様子。存在感のある鐘楼と、その左にはサンマルコ寺院が見えます。

 

f:id:hurarihurari:20200116133725j:plainPhoto by Alessio Furlan on Unsplash

 

夜にはライトアップも行われ、一味違ったロマンチックな顔を見せてくれます。

 

ドゥカーレ宮殿

また、サンマルコ広場周辺の観光スポットとして、ドゥカーレ宮殿も外せない人気スポットです。サンマルコ寺院の隣にあるので、すぐに見つけることができます。

 

ドゥカーレ宮殿の外観。

 

世界最大の油絵や黄金の階段など、美しい内装で知られ、世界遺産の構造物の1つです。

 

単体の入場チケットはなくドゥカーレ宮殿、コッレール博物館、国立考古学博物館、国立マルチャーナ図書館の4つの施設をそれぞれ1回ずつ見学できる20ユーロ(約2450円)のチケットが基本です。(有効期間3カ月)

 

さらに多くの施設を見学できるミュージアムパス、ドゥカーレ宮殿の普段は入れない部分まで見学できるシークレットツアー等もあるので、詳しくはこちらのサイトをご確認ください。

 

有名な橋の1つ『ため息橋』

ベネチアで有名な橋の1つ『ため息橋』も、サンマルコ広場周辺の観光スポットの1つです。

 

地図からわかるようにドゥカーレ宮殿から対岸に架かっており、海沿いの道(パリャ橋)から撮影することができます。

 

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acworksさんによる写真ACからの写真

 

 ↑がため息橋の様子。右岸は宮殿から繋がる牢獄となっており、「囚人たちが牢獄に入る前のこの橋でため息をついた」ことが名前の由来だそうです。

 

僕は反対側からちらっと見ただけで写真には撮りませんでしたが、サンマルコ広場に来た際はぜひ訪れたいスポットです。

 

徒歩で再びサンタ・ルチーア駅へ

ベネチアの目玉スポットであるサンマルコ広場周辺を散策した後は、再びヴェネツィア・サンタ・ルチーア駅へと戻ります。 

 

道のりはこんな感じ。意外と徒歩でも回れるサイズ感だと判明しました。

 

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サンマルコ広場付近の海沿いの景色に別れを告げて、散策を開始します。

 

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度々遭遇するゴンドラと水路。

 

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昼食のカルボナーラ。普通に美味しかったです(食レポ下手)。

 

ベネチアのレストランは観光客向けの場所が多く、安くて美味しい料理を食べたいならイタリア南部がおすすめだとイタリア人の方に言われたことがあります。

 

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建物に寄り添うように停められた無人のゴンドラ。

 

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このような景色にもすっかり慣れてしまいます。贅沢な慣れですね(笑)

 

ベネチアは迷路のように入り組んだ道が特徴なので、マップを頼りに気になる水路に寄り道しながら歩けるのも魅力です。昼食の時間も含め、1時間程度でサンタ・ルチーア駅に戻りました。

 

全体の所要時間は、3時間ちょっとでした。(※いずれの施設も内部見学は行っていません)

 

ゴンドラの利用について

さて、僕のベネチア観光はこれで終わりですが、「ゴンドラには乗らなかったの?」と気になる方もいるかと思います。

 

僕も元々は乗るつもりでいたのですが、ヴァポレットに乗って少し満足したことと、ゴンドラ乗車の料金がネックになり断念しました。

 

ゴンドラの料金は一艘30分で80ユーロ(約9800円)が相場と言われています。複数人で乗る場合にはその分安くなりますが、僕の場合は1人だったので、80ユーロを支払わなければいけません。

 

1人40ユーロを支払えば乗れる相乗りのゴンドラもあるので、1人で料金を抑えたい場合は相乗りのゴンドラを利用するか、他の観光客に声をかけて一緒にゴンドラに乗るコミュ力が必要になります。

 

ベネチアでゴンドラに乗ることを考えている方は、ぜひ参考になさってください。

 

次回は5カ国目・スロベニア

ベネチアの観光を終え、次なる目的地は5カ国目となるスロベニア。観光地としてはマイナーな部類に入る国です。

 

スロベニアとは果たしてどのような国なのか? どんな観光スポットがあるのか? 次回のヨーロッパ旅行記に続きます。

【10日間ヨーロッパ旅⑫】半日で回れる? ベネチアチャレンジ!(ヴァポレット乗船編)

皆さんどうも、ふらふらです。

 

昨日は体調を崩してしまい、キープしていた毎日更新が途絶えましたが、気を取り直して再開します。

 

さて、ヨーロッパ旅も4カ国目に入り、旅の中でも楽しみにしていたベネチア観光を迎えます。

 

しかし、この日は次の目的地へ向けてのバスに乗るため、15時半にはベネチアを発つ必要がありました。

 

わずか4時間ばかりの滞在の中で、自分なりにベネチアを楽しめるルートを回りましたので、皆さんにシェアしたいと思います。

1時間遅れでベネチアへ!

パリからの夜行列車Thelloで快適な一晩を過ごし、ベネチアに到着したのは翌朝の11時少し前。本来の到着予定時間は9時半頃なので、1時間以上遅れが出てしまいました。

 

普段であれば気にならない遅れですが、この日は15:30までにベネチア発のバスに乗る必要があったため、嫌な予感がよぎります。

 

たった4時間程度の滞在で、ベネチアを観光できるのだろうか?

 

Venice Santa Lucia(ヴェネツィア・サンタ・ルチーア)駅に着いて早々、慌ただしい半日観光が始まりました。

 

まずはスカルツィ橋を渡る

 サンタ・ルチーア駅で降りたらまずは、降りた先を左手に進んだ先のスカルツィ橋を渡ります。距離にして徒歩2分ほど。

 

 

スカルツィ橋の様子。橋の下にはベネチア特有の運河が流れ、水の都に来たのだという実感が湧いてきます。

 

スカルツィ橋からヴァポレット乗り場へ

 

 次に僕が向かったのは、↑の地図で示されている辺りのヴァポレット乗り場。スカルツィ橋を渡らなくても向かうことはできるのですが、橋の向こうの道を歩きたかったため、このルートを選択しました。

 

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途中にあった橋からの一枚。 これぞベネチアという眺めです。

 

このような場所が見えればOK。

 

ヴァポレットとはいわゆる水上バスのことで、車やバスの乗り入れが出来ないベネチア内における主要な移動手段となっています。料金は75分間有効なチケットが7.5ユーロ(約920円)

 

他にも24時間有効券が20ユーロ、48時間有効券が30ユーロ、72時間有効券が40ユーロのように、観光プランに合わせたチケットを選ぶことが可能です。

 

最新のチケット料金等の情報に関しては、こちらのサイトでご確認ください。

 

いざヴァポレット乗船!

乗り場でチケットを購入し、さっそくヴァポレットに乗り込みます。 

 

約10分間隔で出ている2番(急行)の路線に乗り込みます。路線図はこちら、路線ごとの時刻表はこちらで確認できますが、かなり複雑なのでスタッフの方に尋ねた方が楽かもしれません(僕もその場で尋ねました)。

 

利用したルートは上の通り。さらに先まで行くこともできますが、プランの都合上、道半ばで下船しました。

 

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ヴァポレットからの景色。エメラルドグリーンの水面を走ります。

 

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広い運河と一体化した建物たち。

 

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遠くに伸びる細い水路。冒険心がくすぐられます。

 

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有名な橋のひとつで、「白い巨象」とも呼ばれるリアルト橋。橋の上にはたくさんの人々の姿が。

 

リアルト橋を過ぎたところで下船し、再び散策開始です。

 

 乗り場に関する追記事項

ヴァポレット乗り場に関して一点、付け加えておきたいことがあります。

 

実はこのヴァポレット乗り場は、サンタ・ルーチア駅からスカルツィ橋へ向かう途中にもあるのです。

 

こちらがそのヴァポレット乗り場。駅からすぐの目を引く場所です。

 

もちろんここから乗船する事も可能ですし、距離的にも楽なのですが、あえて別の乗り場を利用したのには訳があります。

 

というのも、駅前の乗り場はたくさんの人が並んでいるため混雑し、すぐには乗れない場合があるためです。また、駅前の乗り場からだと高い確率で立ち乗りになります。

 

僕が利用した乗り場はこの1つ前の乗り場であり、比較的混雑は少なめなので、スムーズに乗船できます。

 

実際に僕は座ることができましたし、駅前の乗り場からはたくさんの人が乗ってきて、ほとんどの人が立ち乗りになっていました。

 

1つ前の乗り場までは歩いて10分もかからないので、混雑を避けたい方はぜひ、僕の利用したルートをご検討いただければと思いますm(_ _)m

 

今回のお話はこれにて。次回はベネチア観光の後編です。