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【10日間ヨーロッパ旅⑯】スロベニアの2大観光地を1日で巡る~トロッコが楽しいポストイナ鍾乳洞

皆さんどうも、ふらふらです。

 

ヨーロッパ旅行記の続きになります。

 

ブレッド湖の散策を終えた後、バスで一度リュブリャナ駅まで戻った僕は、次なる目的地・ポストイナ鍾乳洞(Postojna Cave)を目指します。

 

石灰岩の多いスロベニアには無数の鍾乳洞があり、中でもポストイナ鍾乳洞はスロベニア最長、ヨーロッパ最大規模の鍾乳洞です。

 

また、鍾乳洞に入る際はロッコに乗っていくのですが、実にスリリングな体験になりました。

 

そんなポストイナ鍾乳洞へのアクセス方法ツアー内容について、皆さんにシェアしたいと思います。

リュブリャナ駅からポストイナ鍾乳洞へ

2種類のバスがある

ポストイナ鍾乳洞へのアクセスは、リーズナブルなバスが便利です。

 

(※ブレッド湖から直接向かう方法がないかも調べましたが、リュブリャナを挟んで反対の位置関係にあるため断念)

 

バスはポストイナ鍾乳洞(Postojna Jama)まで行く直行便と、近くの町(Postjna)で停車する2種類があります。

 

 Postojnaで停車するバスの場合、鍾乳洞までの道のりは上の通り。

 

どちらのバスに乗車するかは、一番近い時刻に出発し、早く鍾乳洞に到着できる方を選べば問題ありません。

 

もちろん歩くのが嫌な場合は、直行便のバスを待つこともできます。(※ただし、ポストイナ鍾乳洞(Postjna Jama)が終点ではないので注意しましょう)

 

時刻表と乗り場については、リュブリャナ駅バスターミナルの係員に尋ねましょう。

 

バスの所要時間・料金

直行便の場合は、リュブリャナ駅→ポストイナ鍾乳洞まで約1時間

 

近くの町(Postojna)まで行くバスの場合は、Postojnaまでの所要時間が約45分、そこから徒歩20分弱で鍾乳洞なので、合計時間はこちらも約1時間

 

料金はそれぞれ7.5ユーロ6ユーロだったかと思いますが、目安程度にとらえていただけると助かります。

 

なお、バスチケットはターミナルでも購入できますが、当日に運転手から直接買ったほうが少しだけお得だったはず。

 

その辺りのことも含めて、詳細についてはバスターミナルの係員に尋ねましょう。

 

鍾乳洞のツアーについて

ツアーの時刻表

ポストイナ鍾乳洞の見学は全てツアー形式となっており、ツアー時間以外での見学はできません。

 

ツアーの所要時間は全体で1時間半程度。

 

ハイシーズンの7月と8月は9:00~18:00まで1時間に1回ツアーがありますが、シーズンによって開催時間が異なります。

 

時期ごとのツアー時刻表は、こちらでご確認ください。

 

僕が行った3月は10:00、12:00、15:00の3回のツアーが開かれていました。

 

時間に制限のないブレッド湖を先に回したのもこれが理由です。

 

オフィスでチケットを購入

ポストイナ鍾乳洞のチケットは、鍾乳洞前のチケットオフィスで購入することができます。

 

チケット料金は25.8ユーロ(約3120円)。ハイシーズンは27.9ユーロとなっています。

 

また、ポストイナ鍾乳洞のチケットだけでなく、後述するプレジャマ城(洞窟城)とのセット券など、いくつかのチケットが販売されています。

 

チケットの詳細については、こちらのページでご確認ください。事前にオンラインで購入する事も可能です。

 

チケットオフィスが混む事もあるので、確実にツアーに間に合わせたい場合は、オンラインでの購入がおすすめです。

 

ロッコで洞窟探検へ!

近くの町であるPostojnaまでのバスに乗った僕は、無事に15時からのチケットを購入する事ができました。

 

洞窟前の入り口に並び、案内されるがままトロッコに乗り込みます。

 

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ロッコ乗車前の様子。すごい数の人でした。

 

遂にトロッコが出発し、どんどんスピードを上げていきます。

 

思ったよりもスピードが出ており、天井や壁の岩にぶつかりそうなスリルがあります。

 

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写真もまともに撮れないこのスピード。

 

乗車時間は体感10分程度。自然が舞台の本格派アトラクションのようで楽しい時間でした。

 

鍾乳洞内の見学

ロッコを降りると、ガイドに従って洞内の見学が始まります。

 

僕は英語ツアーを予約しましたが、英語に不安がある方は事前に日本語のオーディオガイドを借りておきましょう。(※別途3ユーロが必要)

 

フラッシュ撮影は禁止とのことなので、その点に注意しながら洞内を見学します。

 

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ヨーロッパ最大級なだけあり、洞内は非常に広大。

 

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こちらは通称「スパゲッティ・ホール」と呼ばれている一角。

 

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近くで見ると、確かに細いスパゲッティのようなつらら石が垂れ下がっています。

 

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神秘的な光景に驚きながら進みます。

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まるでアイスクリームのような石。チケットにも印刷されている鍾乳洞の名物で、たくさんの観光客が写真を撮っていました。

 

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鍾乳洞見学はこれにて終了です。再びトロッコに乗り入り口に戻ります。

 

見学時の注意点

気温と水滴

鍾乳洞の見学時に気を付けたいのが洞内の気温

 

年中通して10℃前後となっているため、春夏に訪れる方は服装に注意が必要です

 

また、ロッコ乗車中や洞内散策時は水滴が落ちてくることも多々あるため、水に弱いスマホ等を使っている方は注意しておきましょう。

 

僕が行った際は髪の毛がびしょびしょになるほどだったので、レインコートを所持している方も見受けられました。

 

帰りのバスの時間

見学後の夜にリュブリャナで一泊する方には関係のない話なので、読み飛ばしていただければと思います。

 

ただし、もし夜から別の場所へ移動するとい方は、帰りのバスにも注意が必要です。

 

15時のツアーが終わるのは16時半頃ですが、次に出るリュブリャナ行きのバスは18時頃となっています。

 

僕はリュブリャナを18時15分に発つバスを予約していたため、どうしても間に合いません。

 

結局どうしたのかというと、ツアーのチケットを購入する際に事情を説明し、ツアーの終了時間に合わせてタクシーを呼ぶよう頼みました。

 

その場でドライバーに話をつけていただき、無事タクシーでの帰還に成功。

 

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帰りのタクシーからふと見えた景色。ドライバーの方曰く、雨水が溜まったものだそう。

ちなみにタクシーの料金は前払い制(※現金のみ)で、僕が乗った際はリュブリャナまで65ユーロ(約7860円)でした。

 

高くつきましたが、一日で2つの観光地を巡るための必要経費だと思えば満足です。

 

僕と同じような状況に置かれている方は(いないでしょうが 笑)、タクシーを呼んでもらう技もあるということで参考までに。

 

※スタッフの対応によっては、呼んでもらえない可能性もあるので自己責任でお願いしますm(_ _)m

 

洞窟城もおすすめ

時間に余裕のある方は、セットでチケットが販売されているプレットヤマ城/プレジャマ城にも訪れることをおすすめします。

 

 鍾乳洞から歩くのには遠い距離ですが、1時間に1本シャトルバスが出ているようです。 

 

プレッドヤマ城の特徴は何と言っても、切り立った岸壁に埋まるよう建てられたお城です。

 

通称『洞窟城』と呼ばれるその姿には、どこかミステリアスな雰囲気が漂っています。

 

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Photo by Bram van Geerenstein on Unsplash

 

洞窟城の営業時間は10:00~16:00なので、鍾乳洞のツアー時間に気を付けて訪れましょう。

 

次回は6カ国目・クロアチア

急ぎ足ながら2カ所を巡れて満足のスロベニア観光は終了です。

 

個人的に気に入ったのは鍾乳洞で、トロッコ体験は期待を上回る楽しさでした。

 

ブレッド湖では天気に恵まれませんでしたが、天気に関係なく楽しめるのも鍾乳洞ツアーの魅力だと思います。

 

スロベニアは町の雰囲気や観光地等、全体を通して面白く、まさに知られざる秘境の国でしたね。

 

さて、今度の目的地は一転し、日本人からの人気も高いクロアチア

 

ジブリ作品の舞台としても知られるドブロブニクを訪れました。次回のヨーロッパ旅行記に続きます。