【宝泉 in 京都】新幹線の改札内にある甘味処の名店にて、美しく透き通る冷やしぜんざいを食す。
皆さんどうも、ふらふらです。
今回は2019年8月の京都旅行で訪れた甘味処『宝泉 JR新幹線京都駅店』をご紹介します。
店名に「新幹線京都駅」と入っている通り、新幹線を利用するか、入場券を買って改札内に入らなければ辿り着けないお店です。
食べログでの評価も高く、2018年&2019年の2年連続でスイーツ百名店WESTに選出されています。
そんな名店の夏季限定メニュー【冷やしぜんざい】を食べるべく、隙間時間に訪問してきました。
宝泉のお店情報
住所
住所:〒600-8214 京都府京都市下京区東塩小路高倉町8−3 JR京都駅新幹線構内2階
地図を見ての通り、JR駅京都駅のど真ん中です。新幹線京都駅八条口の2階改札内コンコースにあるので、階数などに気を付けて向かいましょう。
新幹線を利用する場合を除き、改札に入る際は切符売り場にて入場券を買う必要があります。お値段は1枚あたり140円 。詳しくは以下をご参照ください。
入場券は発券時間から2時間有効で、それを超えると無効になるため注意が必要です。
通常のJR改札からでも向かうことができるようですが、一度乗り換え改札を通る必要があり、時間をかけないためにも最初から新幹線改札から入るのが無難かもしれません。
営業時間
宝泉の営業時間は10:00~20:00で、年中無休です。
茶寮とは別に菓子の販売もしており、そちらの営業時間は8:00~21:00となっています。販売しているお菓子についてはこちらをご覧ください。(黄色い四角マーク付きのものが新幹線京都駅店で販売されているお菓子です)
お店の公式ページと食べログのページはこちら↓。
入店&実食
改札内に入り、2階コンコースに向かうと、大きく「宝泉」の看板が掲げられており、迷うことなくお店に到着しました。※写真撮影を失念しました m(_ _)m
店内の席数はテーブルの30席。8月の土曜日でしたが、客入りは3~4割程度で待つことなく座れました。
抹茶アイスクリームや京しぐれ等、様々なメニューがありますが、事前に決めていた【冷やしぜんざい(税抜1080円)】を注文。夏季限定のメニューです。
頭の中で↓のようなぜんざいを想像しながら、喜々として到着を待ちます。
注文の品は5分ほどで到着しました。
これが……冷やしぜんざい?
オニオンスープではないのか?と疑ってしまうほど、ぜんざいにしてはあまりにも上品なそのルックス。
いや、焦るんじゃない。蓋を開ければこれが本当にぜんざいかどうか分かるはず。(※開けるまでもなくぜんざい)
いざ、オープン。
!!!!!!!!!!?
良い意味で、想像していたものとは全然ちがう。
蓋を開けてまず目についたのが、その透明度。イメージにあったとろみのあるペーストではなく、透明に澄んだ液体の中に綺麗な小豆と白玉が沈められています。
「いただきます」と手を合わせ、まずは透き通る液体から。上品な甘みが口の中に広がり、後味もすっきりとして美味しいです。
続けざまに沈んだ小豆を口に運ぶと、こちらも程よい甘さ加減で、小豆そのもの味が絶妙に引き立てられています。
白玉もちょうど良い弾力で美味しく、白玉、小豆、透き通る液体を順に口に運んでいると、すぐに食べ終わってしまいました。全体的に上品な甘さに抑えてあるので、後半でキツくなることもなかったです。
最後に
グルメサイトのコメントの中で誰かが「冷やしぜんざいならぬ冷やし小豆」のようだと書いていましたが言いえて妙で、僕の中でのぜんざい観を覆す新しい美味しさでした。
店名の正式名称に『あずき処』とあるのですが、その冠に偽りなしで、小豆の活かし方に精通しているのだと思います。普通のぜんざいや他のメニューも食べてみたくなる…。
また京都駅に訪れる機会があれば、ぜひ再訪したいお店です。